2008-10-18(土) 04:45:12

「「ゲーム」一つにこれだけの認識があるということ」

【アンケート結果発表】感動して泣いてしまったゲームはありますか?

mixiで、これに関する日記を書いたら感動したゲームのタイトルと共に色々なゲームに対する認識の仕方を見る事ができました。
ちょっと自分の中で整理しておきたかったので、ここにもメモ。

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皆さんから頂いた反応を見て、「ゲーム」というものに対して幅広い認識の仕方があるんだなぁと感じたりとか。
ものすごくざっくりであり、これが全てではありませんが以下僕の感じたそれぞれのタイプの認識を書き出してみます。
もちろんどれが正義でどれが悪、ではなくいろんな認識の仕方があるんだなというメモなので、これにより正解を求めるものではありません。
また、このタイプに入らない人も少なからず存在する事を明記しておきます。

・泣いたゲームなんか無いよ
「ゲーム」を、ゲームである必要のあるものに対してのみ求める人に多かったような。
例えばシューターの方々とか。(シューターはみんなそうだ、というわけではないですよ!)
このタイプの人達は「ゲーム性」重視でありストーリーの部分はゲームとは違ったものであるという認識の方が多いようです。

・システムに泣いたよ
これも上記タイプに多かったような。
あくまでもストーリーはストーリー、ゲームはゲームという認識のようです。
ただ、このタイプは本当に泣いたゲームを愛していると思うw

・RPG・シミュレーションで泣いたよ
感動で泣く、というのはゲーム性の部分ではなくゲームに乗ったストーリーの部分で泣くという事が多いと思います。
一部演出に泣いたというものもあると思いますが、そういうのもストーリーに含まれるのかな?
ゲームならではの演出である場合は、ゲームとして感動したと認識できるのかもしれません。

でも、逆にそのストーリーはゲームの上で展開されているものなんですよね。
それはゲームで感動した、と言ってもいいんじゃないかと思います。
感動したゲーム、という括りであるならば。
(これはあくまでも僕個人の考え。)

じゃあ例えば、ゲームソフトとして発売されているけどタイトル画面でスタートボタンを押すとそのまま何もせずに感動巨編の映画が流れる、みたいなゲームはゲームで感動したと言えるの?
みたいな話になるとまた難しい。

一番上手いのは、ちょっと前に書いたゲームだからこそできる演出を使った泣けるストーリーなんだろうなあと思ったりとか。
ドラクエやFFはその辺が上手かったんじゃないかなぁと思います。

・エロゲで泣いたよ派
これは更に難しい。
基本テキストと絵で展開されるエロゲ。
同じ内容の本を買ったり、同じ内容のアニメを見たりするのとどう違うのか?
というあたりが難しい気がします。
でも、いわゆる売れてるエロゲっていうのは本やアニメという形では同じように売れなかったと思うんですよね。
うまくいえませんが、「ディスプレイに映る」という事や「マウスをクリックするとストーリーが進む感触」には本やアニメでは出せない「何か」があるとは思います。
あと、ゲームとして一番他のメディアと違う部分はマルチエンディングを作る事が可能、というところかなぁ。
任意のキャラに向かっていけるだとか、2週目はストーリーがちょっと違うとかっていうのは他のメディアでは出せない部分だと思います。

そんなわけで、「ゲーム」一つに対してこれだけ色々な認識があるんだなぁという事があの日記へのレスからわかりました。
当たり前の事だったのかもしれないけど、見過ごしがちだった自分にとってコレは大きな発見でした。
色々な形でコメントを頂いた方々に感謝です。

というか、世の中の物事はみんな同じ事で一つのものに対する見方なんて人の数だけ存在するんですよね。
コレは何をする上でも忘れちゃいけないと思います。

自分の見方を大事にしつつ、相手の見方を尊重する。
そういう事がさらっとできるよう、がんばろうと思ったのでした。

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