こんばんは、spacetimeです。
あんまり更新しないblogですが、ちょっと今回の事は色々と残しておこうと思い久々に更新します。
年始ぐらいから先週まで、ずっと実家の建て替えに伴い毎週末どちらかの休日に実家に通うという生活をしていました。
記憶によれば実家は50年を超える平屋の木造なのですが、ただでさえ古い建物に増築を繰り返していたので隙間なども多く、雑木林が近いせいか害虫・害獣による被害なんかも色々と出ていたそうです。
そこにトドメとばかりに昨年の度重なる台風で家の各所から雨漏りが発生したとのことで、今回の建て替えに踏み切った…という流れ。
ありがたいことに僕の両親は健在なのですが、2年ぐらい前から父が体調を崩してあまり身体が動かない状態だったため、力仕事を中心に部屋の片付けや引っ越しのサポートを…というのがメインの用事でした。
また、仮住まいへの引っ越しや新居の間取りを考慮すると現在よりも置けるものが少なくなるので、自分が実家に住んでいた20年間分の物品整理や片付けを行わなければならないというのも重要なタスクでした。
僕自身は90年代前半ぐらいからアニメ・マンガ・ゲーム・声優・PCあたりの趣味があったので、ほとんどはその物品の整理です。
正直、雨漏りもあってだいぶ状態が悪かったので思い切って廃棄したものも多くありました。
実家整理に伴って発掘した面白そうなものは適宜TwitterにUPしていたので、下記のモーメントにまとめています。
モーメントを作成する練習。(いまさら
実家採掘で出てきたグッズ写真のまとめ。?? “実家採掘ログ(2018上半期)”https://t.co/Kye9DuAdef
— spacetime (@spacetime) 2018年5月14日
モーメントにもありますが、とにかく天地無用!に関するアイテムが本当に多かった。
また、エルハザードに関する物品もいろいろとあったのですがメディア展開の差なのか、天地無用ほどの物量はありませんでした。
どちらも本当に好きだったなあ。
■本
ほとんどコミックです。
最も場所と重量を必要としていたものがこれでした。
いま考えると王道なものが多く、保持しておく価値よりも保存コストのほうが高くつくと思ったので8割ぐらい処分しました。
必要になったら買い戻したり、電子書籍を探したりすればいいや、と思えたのも大きいです。
本棚もほとんど粗大ゴミで処分してもらいました。
本は最終的に20箱分ぐらい、すべてブックオフで処分しました。
9割コミック、1割その他という感じで合計3000~4000円ぐらいだったと記憶しています。
前述の雨漏りで状態が良くないものも多く、値段のつかないものも多かったのですが、それでも引取拒否ということはなく、入れていたダンボールまで全て引き取ってもらえるので「とにかく車で持参した時点ですべての手離れが確定する」というのが何より素晴らしいです。
紙ゴミで捨てるより精神的障壁が低いのもいい。
買取価格の傾向ですが、とにかくコミックは古いせいもあってか二束三文でした。
持参するコストを考えると、タダで引き取ってもらったなあという程度。
逆に、家に転がっていたので一緒に持参していた実用書や啓発本、経営の本、デザイン本、枯れていない技術書などは比較的値段のつく物が多く、そういったもののほうがニーズがあるんだなあと感じた次第です。
本を処分することについてブックオフはとても助かるのですが、無尽蔵に本を買い取るこのビジネスがいつまで持つのかなあ…という心配もあるので、本の処分を検討されている方はお早めに対応したほうがいいんじゃないかとは大量の本を売却しながら思いました。
■ゲーム
こちらも家に置いてあった自分のものはほとんど処分しました。
本同様、保持しておく価値よりもすべて処分して必要になったら買い戻したほうが保存コストの面も考えると安いだろうという判断です。
今はバーチャルコンソールやプレイステーションストアなどで過去のゲームを手軽に入手できるという事も売却の後押しになりました。
とはいえゲームも全体的に状態が悪い。
FC、ディスクシステム、GB、SFC、N64、PS複数台、サターン、その他周辺機器、そして各種ソフト100本程度など多数の物品がありましたが、いずれも中途半端にしか物品が揃っていないような状態でした。
また、ゲームではないのですが一番困ったのは みさきち先生からはるか昔に借りていたブラウン管モニタ「プロフィールプロ」で、一応映りはするんだけどいかんせん古いので状態が良いわけでもなく、いまさらお返しするのもしのびなかったので、みさきち先生と会話した結果こちらで処分することになりました。処分費はいままでお借りしていたお礼ということで…
とはいえ55kgの大物、しかもどこで処分したらいいのかよくわからない物品だったのでネットで色々と調べてみたのですが、プロフィールプロは入力の豊富さからアーケード基盤との相性がよく、そういった市場で売れるかもしれないということでレトロゲームショップを中心に売却先を探ってみました。
(ヤフオクという選択肢もありましたが、取引が面倒だったのでパス)
結果としては、秋葉原にも店舗を構えるBEEPさんの過去ブログに買取実績があるのを発見し、上記に記載されている雑多なゲームと共に売却することにしました。
あらかじめ内容についてお伝えしたところ、値段が付くかどうかが見えないので出張買取は不可とのことでしたが秋葉原店まで持参すれば買い取りはしてくれるということだったので、予め入念に連絡を入れた上で車で持ち込むことに。
プロフィールプロは買取不可でも4000円で引き取ることは可能、というのが決め手でした。
日曜の夕方ぐらいに物品を持ち込み、査定結果は翌日とのことでそのまま全ての物品をダンボール付きで置いてくることができました。
ブックオフ同様、ほんとにありがたい。
査定結果ですが、結局プロフィールプロは状態の悪さから買い取り不可で引取扱い…だったのですが、ゲーム部分に思いのほか金額がついて処分費を捻出することができました。
傾向としては、とにかくシューティングのソフト、特にPCエンジンのものは驚くような高額査定。
逆にそれ以外のソフトは「5本で50円」、本体や専コンの類いも「まとめて1000円」という感じでほとんどまともな値段は付いていません。
この辺は、正直そんなもんだろうなあという予想どおりでした。
■マジック:ザ・ギャザリング
一時期ハマっていて、レアリティ問わず色々なカードを持っていました。
時代的には第5版、ミラージュ・テンペストブロックあたり。
ざっくり2~3000枚?ぐらいあり、処分も考えたのですが状態も良くない事に加え、整理して箱に入れたら意外とスッキリしたのでとりあえず手元に置いておくことにしました。
なお、買い取りするなら手がかからなそうなのでトレトクかなあとは考えていました。
■同人誌
最終的にどうにもならなかったものがコレです。
コミケに通ってそろそろ25年、本格的に本を買い始めてから20年ぐらいになるのですが、1度のコミケであまり本を買わない自分でも、さすがにこれだけ年数を経るとその数も膨大になってくるわけで、対応に困りました。
だいたい1000冊ぐらい?
同人誌はほとんど買い戻しが効かないので売却する意欲もあまり沸かず、とりあえずキープしておくほか無いよなあというのが今のところです。
B4とA4が入る本棚をそれぞれ用意してひたすら詰め込み。
コミケカタログなんかは、幅もあるのでさらに困りモノ。
■ビデオテープ/カセットテープ
中学~高校ぐらいの頃、お金が無くてアニメやらCDやらをダビングしていたものが主です。
この辺はほとんど大人になってからCD、DVD、BDなどで買い直していたこともあり、8割がた廃棄しました。
(余談ですが、S-VHSの標準で録画したアニメは当時としてはホントにキレイだった)
とってあるのは間のCMに価値がありそうなビデオテープ、90年代ラジオが入っていそうなカセットテープ、アニメイトカセットコレクション(超重要)や雑誌特典系のカセットなどぐらいです。
このへん、そのうちデジタル化したい…
■PC98
自宅で最後に使っていたPC9821 Ap3。
いま何ができるというわけではないのですが、これもとっておくことにしました。
キーボードとマウスはありますが、ディスプレイはありません。
95年前後のパソコン通信時代のログが大量に外付けSCSIのHDDに入っており、これの回収方法が無く呆然としていたのですが、たまたま NackyさんからWin98の入ったPC98、しかもD-sub、LAN、SCSIボード付きという神のようなマシンをお借りできたので、近日中に吸出しチャレンジを実施したいところです。
ほんと、データは常に新しい規格に乗せて保持することが大事ですね…
でも、パソコン通信時代のログとか今の自分が見たら発狂しそう。
きっとナチュラルに「木亥 火暴」とか書いてると思うんですよ。
■その他
上記のほかにもレガシーなPC機器、ウォークマン、過去のAMショーやAOUショーでもらったカタログなどを中心に大量の物品が発掘されました。
…が、だいたい捨てました。
昨年末に自分も引っ越しをしていたせいか、「捨てる感覚」が見についていたのが良かったのかも。
…とはいいつつ、まだまだモノはいろいろあるんですよね…
一応実家の引っ越しは終わったので、実家の建て替えが終わったらゆっくりやろう…
そんな実家は、近日中に取り壊され、工事が始まるようです。
大変お世話になりました。
今回、片付けたり物を捨てたりしてて思ったのですが、捨てるためには保存コストを意識すること、再入手性を検討すること、捨てるための精神的障壁を下げること(めんどくさくない、お金がかからない、手離れがいい)などを考慮したら、捨てられない自分でも意外といろいろ捨てることができました。
特に保存に対してコストを考慮するということは昔の自分にはできなかったので、ある種オトナになったということなのかもしれません。
実家の片付けも一段落して、さあDJだ!
といきたいところですが、今月~来月ぐらいは主に仕事に忙殺されていそうな予感がします。
7月後半ぐらいから少し変わった平日イベントをやりたいなあ、なんてことも考えておりますので、もし何か始める際にはよろしくお願いいたします。
次のイベントは、7月のリアニ12になるかも。
※忙しい時期でもできるだけがんばりますので、DJのご用命があればいつでもどうぞ!!!!
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