• ◎ ご無沙汰なお年を2016(あと5時間半)

コンバンワ。 クボタでございます。
気がついたら1年以上日記を空けてしまいました。 もう年の瀬ということもあるので
1年を振り返りつつ近況報告に勤しんでみたいと思います。


去年の年末にも抱負として書いた通り、今年は転職先での仕事に専念する1年でした。
今までは仕事の合間にイベントやったりとかお手の物だったりしましたが
今年はイベント関連には全く手を出さずに仕事に専念しておりました。

今年お仕事としては「バトルガレッガ Rev.2016」にてアシスタントディレクターという肩書きとして色々と携わりつつ
「セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE」にもディレクターとして携わらせて頂きました。
ともにほぼ同時期に発売となった両作品ですが、どちらとも携わるというなかなかヘビーな1年でございました。

開発に関する細かいエピソードなどはインタビューなどでもいくらかお話しているかと思いますので
ココでは割愛させて頂きつつ、自分が重点的に関わった部分に関して書き連ねてみようかと思います。

■4/29 ケイブ祭にて「弾銃フィーバロン」発表
今時点となっては皆さんに大変おまたせしてしまっているフィーバロンですが、
今年の春に行われたケイブ祭にて発売を発表致しました。
この時点では「M2ShotTriggers」というブランドも決まっておりませんでした。

バトルガレッガが移植出来そうという話が決まったのは同じ春先頃の話だったので
ガレッガとフィーバロンは同時進行で進んでいたのですが、
『このまま同時に進めると両方とも年内に出せるか分からない』という状況になり
「まずは20周年のガレッガだけは遅らせないようにしないと」ということで、
夏からはガレッガを優先して注力した結果、何とか年内間に合ったという形でございました。

お待たせしているフィーバロンですが、ガレッガも徐々に落ち着いて少しずつ足を進めております。
今冬発売ですが、なんとか「暖かくなったかな?どうかな?」って頃ぐらいにはお披露目できればと思います。
「ガレッガ」ではアシスタントディレクターでしたが、「フィーバロン」ではディレクターとして動いていく予定です。

■9月イベント2連戦(ガレッガお披露目)

▼9/08「バトルガレッガ Rev.2016」週刊ファミ通にて発表

▼9/10「ガレッガナイト in 新宿ネイキッドロフト」

9月10日の「ガレッガナイト」に先駆け、9/08発売の週刊ファミ通にて「バトルガレッガRev.2016」をお披露目しました。
この近辺はイベントと記事校正でものすごい忙殺されていてしんどい状況でしたが
記事の公開もイベントの方も大成功に収めることが出来たのでホントに良かったです。
イベントに関しては社内で担当している大半がヲレという状況で、特に機材周りは半分ぐらいが自前の機材でした。
元々AK-Rbで大会をやっていた頃の機材がかなり活かせたというのと、配信周りはミカドさんが担当していたので
配信周りについては比較的安心してお願いできたというのも心強かったです。
プレイヤーの元団長さんも凄い盛り上げていただいて、時間的には押し押しでしたが大成功を収めることが出来ました。

ガレッガナイトでは例の比較動画をお披露目できたのが個人的にはガッツポーズでしたw
延々作ってましたからね…この動画…。
簡潔にまとめるように早送りにしたりテロップ入れたりしました
(シンゴジラと同じフォントがあったのでソレを使ってみたけど誰も気づかなかった)

■10/14 「バトルガレッガ Rev.2016」インタビュー
これまだ製作真っ只中のインタビューだったんですけどもw
ココから仕様が結構変わった箇所もあったりしました。
このインタビュー、諸々の事情でほりい社長・長野さん以外がなぜかヲレだけというインタビューでした。
あまり準備もしていなかったのでモッサイ姿で大公開ってカンジでしたが…。

~ココの合間にガレッガがマスターアップ~

■12/08 電人★ゲッチャ生放送出演

これまた急に出演決定となった番組でしたw 並木さんの出演は決まってたのですが、最後に自分が出ることになったのは土壇場でしたね。
表示するスライドの準備なんかも自分で用意しつつの出演でした。(実は番組で使用していないスライドがこの倍はありました)
リハーサルが若干押し押しで、本番開始まで時間がないということでかなり巻いたリハーサルだったのですが
本番なんとかつつがなく終了できたのが個人的には奇跡でした。 しかも鳥バグ起こすとは思わなかったし…
あのバグ、もちろん本家基板の動作再現なのですがなかなか出ないんですよね。
開発中も100回に1回出るかなレベルだったのですが、こんな場面で出すとは思わなかった…。
(ちなみにこの他にも商談会のシーンで社長が鳥バグ引いて、社長がバグ再現したものだと知らなくて超焦っていたという幕があったらしい)

■12/10 出撃!ガレッガ警察24時

こちらはSuperSweepさん主催のイベントにエムツー側で協力という形で参加いたしました。
今回は「ガレッガナイト」と同形式で配信を行ったのですが、ナイトの時のようにミカドさん側に配信お任せということが出来なかったため
配信機材も含めて全部自前で準備する必要があり、機材準備だけでかなり死にかけました…。(しかも直前にゲッチャ出演とかもあったし)
ステージ上でゲーム映像を見せるだけならそれほど準備も難しくはないのですが、「その状況を生で配信する」となると一気に配線の難易度が駆け上がります。
結局自前の機材はデスクトップPCまで持ち出すという前回の倍以上の量で挑み、現地に2時間近く早く入りつつも配信可能となるのは開始ギリギリ直前でした。
脳内では「多分こんなカンジなら配信は出来るんじゃないかと思う」ぐらいの算段しかなかったのでかなり当日ぶっつけでした。
会場周りの調査支援をして頂いたSweepのアツシオハラさん、機材運搬を手伝ってくれたクドーちゃんとぴゅあ吉さんホントにありがとうございました!

■12/28 ファミ通.com ロングインタビュー
カメラマンさんまでお越しになって結構本格的な撮影でした。
インタビュー記事では使われていないのですが、個々人のピンナップ撮影もして頂きました。
マトモなカメラで撮影されることとか殆ど無いのでなんかいい経験でした。
頂いた写真はなんか遺影とかに使えそうなので取っておこうと思います。

なんかイベント・インタビュー関連を書いてるだけで全然終りが見えてこないんですけどコレと同時に開発も進行していましたし、
インタビュー関連などは内部チェックもしていかないといけないし、ほとんど休憩するヒマもなく年末まで突っ走っていった一年でした。
出してからもインタビューあったりパッチも2発出したりでホントに年末ギリギリまで忙しいカンジでしたね。
パブリッシュするってのはなかなか大変なモンなんですなー。

▽セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGEについて

■インタビュー記事(クボタは参加してません)

去年の「セガ3D復刻アーカイブス2」から引き続き、3でも担当させて頂きました。
3では各収録作品の基本的な仕様面の土台部分の作成と、新規作品を重点的にチェックしておりましたが
収録作品の「ターボアウトラン」に関しては原作の難易度の高さもあり「k-twoさん、任せた!」と一任状態でやっておりました。

個人的には非常に思い入れのある作品だったので、まずは原作クリアできるようにならんと始まらんなと猛練習して
ワンコインクリアが安定するのに2ヶ月程かかりました。(ちなみに内部デバッグ作業でワンコインクリアをする必要はあんまりありません)
※最終的にはターボアウトランもエイリアンシンドロームもワンコインクリアまでは達成できました。アフターバーナーIIとスーパーハングオンは無理だけど…。

セガ3D復刻3もガレッガとはまた別のイロイロな意味でタイトロープなプロジェクトでしたが
終盤はディレクターという役職でありながらもガレッガの方に付きっきりの状態だったため、あまり加勢することができなかったのが気残りでもありますが…
またこのチームでの仕事がある時には力を発揮できればと思っております。

ちなみに開発にまつわる話はこのBlogで中途半端に書くよりも「セガ3D復刻MANIAX」というブ厚い本が出来上がっております。
自分が入社するよりも前の最初のスペースハリアー等といった作品から本作まで余す所なく書き記されておりますのでそちらを読んで頂けると幸いです。

以上、つらつらと仕事のことを書き残すだけでこんな量になってしまいました。
いつもだと仕事とは関係のないイベントの話とかも振り返りでは出てくるモノなのですが、
今年はそういったイベントごとは殆ど関わらず仕事だけに専念した1年でありましたね。
来年も仕事は相変わらず忙しいかとは思いますが、なんとか時間を見つけて個人でも何か出来る・何か残せるように頑張っていきたいかなと…
その辺を抱負に持ちつつ、年を越していきたいかなと考えております。

ということで本年も沢山の方々に本当にお世話になりました。
来年も皆様どうか変わらぬご愛顧を宜しくお願い致します。

それでは皆様、良いお年を。


COMMENTS
    あさー

    今年も無理の無い範囲でがんばってください。

    k-two

    >大王
    ありがとうよー ぼちぼち頑張っていくよー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です