と言うことで久々にゲームの濃い部分のお話。
完璧な状況でゲームをプレイする上で、何よりも一番問題となるのは画面だ!!とよく口をすっぱくして言ってますが。
「画面なんて簡単じゃんどんなのでも表示できるよwwww」とか言ってるウチはまだまだ幸せな方なのですよ。
こんな『業務用基板』なんていう世界に浸ってしまったために、抜け出せなくなってしまったRGBの世界のお話。
人間の目で見ている『色』を一番ストレートにコンピュータが表している世界が『RGB』です。
Rは赤。Gは緑。Bは青で、この3つの要素の強弱だけでフルカラーに近い色を表現することが出来ます。
CMYK(YMCK)なんていう色の括りもありますが、とりあえず『画面』での話なのでソレは置いときまして。
コンピュータの色も基本的にRGBで表現されています。
htmlやってる人なら一度はお目にかかるであろう『#FFFFFF』ってヤツですね。
コンピュータがRGBで表現されている都合上、
RGBをストレートに表現できれば一番キレイに映ると言うことになります。
現在のテレビではRGBをストレートに映す端子と言うのが
ほとんど無い状態となっているのが実情だったりします。
『じゃぁPCのRGB端子(15pin)でイイんじゃない?』と考える方もいらっしゃると思います。
しかし最近のPCモニターでは今のゲーム画面をRGBでストレートに映し出すというのが
実は不可能だったりするのです。
簡単に理由を言うと、『今のPCの画面が高スペック過ぎるため』もしくは
『ゲームのRGBの画面スペックがあまりにも低いため』だったりします。
今のPCの画面だと、ゲームのRGBで表現される画面をそのままストレートに映すと物凄く小さくなってしまいます。
ソレを逆に大きく広げて映し出すための術が今のPCモニターにはほとんど無いというのが原因でしょう。
(だからPCにゲームを映し出す時に「アップスキャンコンバーターが必要」って言われるんですね)
細かい話ですが、現在のPCモニターは水平同期周波数が最低でも31khzはないと表示できないようになってます。
対して現在のゲーム機(最新型のものやVGA表示できるものは除く)は基本的に15khz。
アップスキャンコンバーターは15khzのモノを31khzに引き上げて表示していると言う仕組みです。
古いテレビですとRGB21ピン端子(こんなの)のハマる神モニターがあったりしますが
最近のテレビにはこの端子が無く、変換機(SELECTY-21等)で15pinに変換したところで水平同期が合わず表示されません。
なので根性でストレートに表示したいk-twoのような人物は、化石に近いようなテレビやモニターを購入して
何とかかんとか表示できるように工面しています(お金も結構かかってます)
そこまでなぜこだわる必要があるかという話になってくるかと思うのですが
正直な話、表示のキレイさがダントツなんです。
S端子やRCA端子(黄赤白のコード)は映し出されこそしますが、細かい部分までくまなく見るとぼやけてしまいます。
特に業務用基板とかを家庭用のテレビで出そうとすると、業務用の画面の規格が基本的にRGBな(21pin出力が多い)ため、
どうしてもRGBで映すか、このようなコンバーターを介してRCAなどで接続する必要性が出てきます。
イロイロ工面した結果、RGBをストレートに映せるモニターを持っていた方がイイと判断して現在に至るわけですが…。
とまぁココまでが前フリで、ココからは将来の話。
まず、12/10に発売するXbox360が正直鬼門となっております。
アレコレ調べたのですが、どうやらD-Sub15pinでのVGA出力があるようなので、
ウチのCU-21HDならギリギリ映像が映し出せそうです。(D1での出力のみ表示できそう)
D3とかD4は問題外として…。15khzでは映し出せないようですね。
D端子とかいうハイカラなモノが装備されるようになり、
今後はお高いテレビじゃないとキレイに映せないと言う時代に突入しそうなカンジですが
従来のゲームや業務用のゲーム基板等はまだまだ15khz出力だったりで…
今後はより一層画面選びには苦戦しそうなカンジが致します。
とまぁあってるような間違ってるかもしれないコトをグダグダと書いているので
なんかツッコミあったら遠慮なく言ってくださいましー
質問も受けますよー(間違った知識かもしれませんが)
#ちなみに今から15khzも視野に入れた画面選びをする方は『AVマルチ端子』のあるWEGAがオススメですヨ。
細かい話をすると実はコンバーターが入ってたりで微妙ですが。
コレさえあればとりあえずは表示できるよーみたいな。 D端子もついてるし。
型番的にはちょっと前のタイプですがKV-21DA1とかその辺になります。